まちづくり委員会

委員長 大原 夢果

「あなたは今、幸せですか」という問いに、自信をもって「はい」と答えられる人がどれほどいるのでしょうか。

公益社団法人船橋青年会議所の理念である「明るい豊かな社会」の実現を目指す我々にとって最も重要なことは、自分自身が明るく豊かな心を持つことだと考えます。しかし、世界的パンデミックの中で、生活様式が大きく変わり、これまで当たり前にできていたことができない状況が続いており、それがいつ終わりを迎えるのかと不安を覚える人も多くいるでしょう。同様に、幸せの感じ方も変わりつつあるのではないでしょうか。このような状況下でも、明るく豊かな心を持つためには、どのようなことを幸せと感じ、どのように自身の幸福感を満たすことができるのか、また、他者へはどのような幸せを提供できるのかといった、「幸せ」の価値観を創造できる能力が大きな価値を持つと考えます。そして我々船橋青年会議所メンバーは、このような能力を身に付け、家族・友人・所属団体・会社等、関わる全ての方へ喜びや幸せを与え、明るい豊かな船橋(社会)へと導く存在であると考えます。そこで、幸せだから笑っているのではなく、笑っているから幸せなのだと、そんな一見小さく見えるようで実は最大の「幸せ」を拡げていけるような組織を目指します。

また、世の中では現在の世代の要求を叶えながら、将来の世代が必要とするものを損なうことなく生活できる地球にするために、持続可能なまちづくりが求められています。保育園の待機児童問題、道路の交通渋滞問題、通勤電車の混雑問題、自然災害・感染症への備え等、様々な問題を抱える一方で、これらを解決し、更なる進化を遂げた状態を将来へ残そうという思いを持って生活している市民がどれほどいるのでしょうか。船橋を今以上に魅力的で住みやすく、持続可能なまちにするためには、そこで暮らす人々が「幸せ」であり、この「幸せ」を将来へ繋げていくことが重要です。問題解決に取り組むだけでなく、解決した状態を将来へ繋げる事こそが、今私たちの世代が行うべき、持続可能なまちづくりへの第一歩だと考えます。現在の世代の要求と、将来の世代が必要とするもの、これらを損ねることなく叶えるには、市民目線で、市民と共に船橋の将来を考える必要があります。何が足りなくて、何が必要なのか、どのようなまちが市民に「幸せ」を感じてもらえるのか、そういった視点で考える事が重要です。

以上のことから当委員会では、船橋で暮らす人々の幸福度をあげ、住みたい・住んで良かったと思ってもらえるような、魅力的で持続可能なまちづくりに貢献いたします。

 

委員会事業計画

・市民と共に考える「幸せ」を感じるまちづくり

・メンバー全員で行う会員拡大

・新年会の企画、実施

・新人例会のサポート

・家族例会の企画、実施

 

青少年委員会

委員長 杉澤 杏菜

今、平成から令和への時代の移り変わり、AIやグローバリズムの急速な発展、少子高齢化という大きな課題に直面していること、GIGAスクール構想・STEAM教育など今までにはなかった新しい学びが進むこと、2022年4月からは成年年齢が18歳になることなど、子どもたちが生きる環境は急激に変化しています。

そんな環境に適応しながら、健全に成長していくことは子どもたちには必要不可欠であり、そのためにまずは心身が健康であることが大切ではないかと考えます。

心が健康であるためには、ストレス耐性を身に着け、上手に対処することが求められます。悩みを一人で抱え込まずに周りに相談できるようになる、モノの見方・考え方を変え、広い視野で物事を捉えるといった力が必要で、色んな人との交流、色んな経験を積むことによって孤独感や不安を減少させたり、多くの価値観に触れて他者だけでなく自分の存在を実感していくことで自信の元となり、心の健康へと繋がっていくのではないでしょうか。

身体が健康であるためには、よく寝て、よく食べて、よく運動することであると昔から言われていますが、運動においては新型コロナウイルスの影響もあり、子どもたちが行う機会が少なくなっています。

運動、特にスポーツは体力や筋力の向上はもちろんのこと、相手を尊重しながら共同すること、公正さと規律を守ること、実践的な思考力や判断力を育めることなど人格の形成に大きな影響を与えるとされており、子どもたちの成長にとっては重要な役割を持ちます。さらにスポーツはノンバーバルコミュニケーションでも行えるため、世界中の人と交流ができ、国際舞台に興味を持つきっかけともなり得ます。

「病は気から」という言葉があるように、例えば、悩み、不安などのストレスから自律神経の不調が生じ、それにより身体に大きな影響を与えるなど、心と身体は繋がっています。子どもたちの心と身体、この二つの健康を保つことがこれからの環境に適応していくための土台となり、その上で自分らしい、自分たちの人生を切り開いていけるようになって、子どもたちが幸せになるのではないかと考えます。

青少年委員会では子どもたちの健全な成長を願いながら、心と身体の健康づくりに働きかける機会を提供していきます。

 

委員会事業計画

・子どもたちの心と身体の健康づくり

・子どもたちが十分に楽しめ、参加してよかったと思える例会、事業

・メンバー全員で行う会員拡大