青少年委員会

委員長 小松 優一

多様性という言葉の浸透により、協調性に対する美徳や考え方が少しずつ変化し、多様性・個性が尊重される時代になりました。現代はスマホ一つで手に入る情報は無限大で、その便利さ故に手軽に知識をつけられるようになりました。同時に、ChatGPTなどのAI技術の発展も相俟って、顔が見えない相手が発信する情報も溢れており、これからも増えていくことが予想されます。

そのため情報の信憑性を判断することが難しい場合があり、自分で選択する際の大きな要因となる情報の取捨選択ができるかできないかは今後の人生に大きく影響すると考えます。

選択と決断を繰り返して生きていく中、選択するための引き出しと、決断し行動するためのバイタリティーを育む場が必要不可欠です。先入観に捉われていない子どもたちが価値観を形成していく大切な時期に、実績や経験を伴っている有識者からの情報や、体験・体感を伴うことで感覚的に自分の感情の動きや好き嫌いや得手不得手と向き合うことになります。そこで得られるものは、スマホで得られる脳に刻む知識とは違い、体や心にも刻まれるものです。

個性や多様性は、発信することによって伝わります。つまり、自己表現をして初めて、その個性が輝き始めるのです。しかし、自己表現として発信する勇気が持てない子どもや、そもそも自分が表現したいことが何なのか?がわからないという子どもも少なくありません。

そこで2024年度青少年委員会では、自分の個性が生きることによって相対的に他者が輝くことにも繋がるという理解をより深め、新時代の協調性のあり方について考える機会を提供し、体験・体感を伴った自己表現の方法を学ぶ機会を作り、20年後、30年後の活躍を見据えた青少年育成を目指します。

 

委員会事業計画

・体験、体感を伴った自己表現の方法を学ぶ機会の提供

・新時代の協調性のあり方について考える機会の提供

・メンバー全員で行う会員拡大

 

まちづくり委員会

委員長 小林 菜々美

人口減少しているこの世の中、日本では12年連続で人口が減少しています。その中で、船橋市の人口は増え続けています。

このまま人口が増え続け、大きなまちとなった船橋市をさらに良いまちとしていくためには、どうすれば良いのでしょうか。昔からの市民や移り住んできた新しい市民の声など、多様な意見を聞きながらまちづくりをしていく必要があります。船橋市に住む市民の方、働く方が船橋市に足りないものは何か、問題点はどのようなものがあるのかの課題を考え、時代の変化に対応しながら解決の方向に進めなければなりません。

このように、私たちは様々な市民の声に耳を傾け、柔軟に対応していくことが望まれていると思います。

また、まちの問題点を解決していくには私たちだけの力では限界があります。

そこで、私たちは船橋市がさらに住みやすいまちになるよう思いやりのある人材育成を事業活動方針として活動していきます。このような人材育成によって1人1人違った思いやりのある人が増えることにより、それぞれの多様な意見が溢れ、とても魅力的なまちになると思います。また、私たちの生きる選択肢を増やすことにより、自ら積極的に多くの情報を知り、考えに触れ、価値観を身につける考え方や気持ちを変えるが必要です。

以上のように私たち2024年度のまちづくり委員会では、「市民のニーズを理解したまちづくり」と「自ら機会に手を伸ばす事の出来る人材育成」を目指して運動をしていきます。

これにより、まちの課題が解決の方向に進むことにより「船橋市」に対する市民の愛着がより強くなり、「明るい豊かなまちづくり」に歩みを進めていきます。

 

委員会事業計画

・市民のニーズを理解したまちづくり

・自ら機会に手を伸ばす事の出来る人材育成

・メンバー全員で行う会員拡大

・家族例会の企画、実施

・新人例会のサポート

 

わんぱく相撲事業実行委員会

委員長 田中 大介

1976年から38回続けられてきた青年会議所の一大事業であるわんぱく相撲は、各地の青年会議所主催のLOM大会、ブロック大会と呼ばれる都道府県代表を決める最終予選大会を経て、相撲の聖地、両国国技館で行われる全国大会へと繋がっていきます。

この各地の予選を勝ち上がり、全国大会へ続くこのわんぱく相撲の指し示す道筋は、これまで多くの子どもたちの目標となり、夢を与え続けてきたことでしょう。子どもたちが目標を持って懸命に物事に向き合う機会となるわんぱく相撲の開催は、青年会議所が掲げる心豊かな青少年の健全育成の絶好の機会の提供であると言えます。

また、わんぱく相撲の開催は、我々青年会議所だけの力では不可能であり、市民や他団体との連携が不可欠な要素となります。子どもたちだけではなく、我々自身も「わんぱく相撲の成功」という目標を持ち、市民や他団体の皆様と共にその目標に向かって行動することは、わんぱく相撲を中心とした地域コミュニティを形成し、地域の連帯感を向上させることになります。

そして、我々、公益社団法人船橋青年会議所がこのわんぱく相撲の中心となることは、我々自身の地域社会への知名度の向上及び発信力の強化に繋がっていきます。

このようなわんぱく相撲の開催は、子どもたちだけでなく、我々青年会議所、市民や地域社会に目標や夢を与えてくれる貴重な機会であり、この目標や夢を持つことが地域の活性化や明るい豊かな社会への一歩に繋がると信じております。

以上のような思いを胸に「わんぱく相撲船橋場所」の企画及び運営に努めて参ります。

 

委員会事業計画

・「明るい豊かな社会」作りの土台となる地域コミュニティの形成

・心豊かな青少年の健全育成

・船橋青年会議所の知名度の向上及び発信力の強化

・メンバー全員で行う会員拡大運動