事業タイトル『楽?NOooooo!!! 〜命の恵みにいただきます・ごちそうさま〜』
飽食の時代と言われ約半世紀。食べたい食材が当たり前のようにテーブルに並ぶ現在、それを行うことができなかった時代を知り、伝えることができる人も少なくなってきました。
核家族で育った世代が大人になり、“もの”の恵みや食物に対する感謝の真意を子どもたちに伝えることができなくなっているように感じます。
当たり前のように並ぶ食材は、店で簡単に手に入りますが、そこに並ぶまでの過程は決して簡単ではなく、食材となる動植物の命と、生産・加工に携わる多くの人の苦労の上に成り立っています。“もの”の恵みや食物に対する感謝が、飽食の時代になる前を生き抜いてきた人々に比べ薄れてきているのは、この過程を知らないことにあるように思います。本事業で学校や家庭では伝えきれない食物に対する有難さ・感謝の気持ちを子どもたちに育み、恵まれていながらもいかにそれが幸福であるか、を伝える事業を企画いたします。